今年度もクレアールより「ヤマ当て模試」の受付が開始されています。
無料といったサービスは非常に大きいと思います。
模試は意外と高いので…。
私は社労士試験の勉強期間に充てた2年間のうち、毎年、「ヤマ当て模試」を受験していました。
そこで今回は私の経験から、「ヤマ当て模試」のススメについてお伝えします。
ご参考にどうぞ!
「ヤマ当て模試」のススメの理由
人によってメリットと感じる部分は違ってくるとは思いますが、2年連続で受験した私としては以下3点より、「ヤマ当て模試」をオススメします。
①問題の質のよさ
選択式、択一式ともに無料とは思えない質のよさがあります。
直近10年間の本試験の頻出項目を分析した上で作問されているようが、受験してみて、そこに偽りはないものと感じました。
本試験レベルに合わせて作問されているように感じ、難しすぎず、易しすぎずといった感じでしたね。
社労士試験の受験講師として著名な北村先生と斎藤先生が作問に携わっているだけあって、質のよさは他とは違います。
ただ、デメリットというまでには及びませんが、気になった点を挙げるならば、紙でもらえる解答解説がやや浅めというか充実していない点がちらほら見受けられました。
もしかすると、その点は解答解説動画にて補足されているのかもしれません。
勉強時間の都合上、私は視聴しませんでしたので、解答解説動画の実態については分かりませんが…。
②特典動画「法改正これだけ押さえるベスト10」がもらえる
特典動画は視聴したことがありませんが、当該内容についてのPDFデータがダウンロードできたため、私はそれを活用していました。
この「法改正これだけ押さえるベスト10」は狙われそうな論点がコンパクトにまとめられており、私は本試験当日の移動時間中(バス)でも目を通していました。
そのくらい質の高いものだと思いましたので。
おそらく今年も特典動画だけでなく、当該内容についてのPDFデータがダウンロードできる形式だと思われます。
法改正問題は毎年必ず出題されるので、「法改正これだけ押さえるベスト10」は簡単にでも目を通しておくことをオススメします。
③無料で受験できる
数多くある模試の中で、無料で実施しているのはクレアールだけではないでしょうか。
しかも「ヤマ当て模試」は個人成績(総合成績表)も把握できるような他の有料模試に引けを取らない内容となっています。
上記で挙げたメリットのとおり、無料だからといって質が悪いわけではなく、むしろ良質であるため、無料で実施しているクレアールには感謝ですね。
「ヤマ当て模試」を受験した私の得点率とは?
私は「ヤマ当て模試」を2年連続、つまりは2回受験しました。
「ヤマ当て模試」の細かな得点率までは記憶にありませんが、おおよそ以下のとおりであったと思います。
2020年の得点率:『選択式:足切りなく8割程度』『択一式:足切りなく8割程度』
2019年は不合格水準の模試結果となり、そのまま本試験でも不合格となりました…。
一方で2020年はある程度余裕を持った合格水準の模試結果となり、本試験でも合格を勝ち取ることができました。
やはり模試結果と本試験結果には相関関係がある気がしています。
もちろん、模試結果が悪くでも本試験で合格する方は多数いますので、仮に模試結果で厳しい現実を突きつけられても、あきらめないことが肝要ですね。
スケジュール
現在、クレアールのHP上で以下のとおり、申込みが開始されています。
送付日:「6/17以降」
受験日:「模試到着後~8/15」
解答解説動画と特典動画の視聴および総合成績表ダウンロード:「7/24~8/15」
受験されるのであればお早めに。
さいごに
社労士試験を勉強される方であれば、ほぼほぼ模試を受験されると思います。
数ある模試の中でも今回ご紹介した「ヤマ当て模試」はオススメになりますが、注意点として時間は有限であることを踏まえた上で、模試を受験するか否かを決めた方がよいと思います。
なぜならば、本試験までに模試以外にも普段使っている問題集やテキストを繰り返していくことになると思いますので、模試などを新規追加で増やし過ぎると消化不良になり、いずれも中途半端な状態になりかねません。
言わずもがな、時間は有限ですので。
「ヤマ当て模試」の受験をこれから検討される方であれば、本試験までの可処分時間を逆算し、勉強時間に組み込んでも支障がないか検討してみてください。
無料に飛びつかず、冷静に。