今年はコロナの影響もあり、企業規模を問わず整理解雇(リストラ)や倒産が例年以上のペースで続いています。
また業績悪化やテレワークの推進による時間外労働(残業時間)の減少等により、給与(手取り)収入も減少しているという結果が出ています。
そういった事情もあり、現在では大企業を中心とした副業解禁・推進により、本業以外で収入を確保している社会人が増えつつあります。
当然、収入確保の他、本業とは違う世界に触れることでの視野の広がりやスキルアップを狙っている面もあります。
今回はその副業に活かす1つのツールになり得る資格の参考として「人気資格ランキング」を調べてみました。
ご参考にどうぞ!
TAC 人気資格ランキング
まずは、資格学校における最大手有名校TACの2020年人気資格ランキングになります。
TACの公表データは以下のとおりでした。
※2019年1月1日~10月31日にTACの資料請求フォームから依頼された資料請求数を集計。
ランキング | 資格 |
1位 | 簿記検定 |
2位 | 宅建士 |
3位 | 中小企業診断士 |
4位 | 社労士 |
5位 | 税理士 |
6位 | FP |
7位 | 公認会計士 |
8位 | 情報処理・パソコン |
9位 | 行政書士 |
10位 | 司法書士 |
社会人や学生等、特定の年齢層で区切るとまた違った結果になると思われます。
フルタイムで働いている社会人であれば、税理士や公認会計士はなかなかハードルが高いですね。
大学生時代から継続して勉強し続けている等のベースがあればまた違ってきますが。
ユーキャン 社会人におすすめの資格25選
続いて、ユーキャンのランキングになります。
ユーキャンの場合、社会人におすすめとありますが、実態的には以下※のとおり、人気ランキングになります。
ここではトップ10のみお伝えします。
※2020年1月のユーキャンHP上での男性の案内資料請求数をもとに作成。
ランキング | 資格 |
1位 | 宅建士 |
2位 | FP |
3位 | 行政書士 |
4位 | MOS |
5位 | 社労士 |
6位 | 電気工事士 |
7位 | 簿記 |
8位 | 調理師 |
9位 | 登録販売者 |
10位 | マンション管理士 |
TACとはデータ基が違うため、ランキングに違いはありますが、宅建士やFP、簿記等はやはり人気ですね。
まとめ
資格はさまざまな種類、数多くあります。
当然ですが、どの資格を取って、それをどのように活かすのかが大事になりますよね。
知識欲を満たすだけのものなのか。
将来の独立・開業を狙ったものなのか等々。
そのため、今回の人気ランキングの上位に名を連ねているからといって、その資格を取ることが必ずしも万人に最適かはわかりません。
どのような資格に人気があるのかを知ることは、社会の流れ(ニーズ)を把握することができる1つのツールになると私は捉えています。