【読書】駆け出しFPの事件簿

読書

FP(ファイナンシャル・プランナー)関連の小説ということで、興味があり読んでみました。

著者は福岡にて独立系FPとして活躍されている内山貴博氏になります。

以下にて本書の感想をお伝えします。

目次

プロローグ
第1話 年金受給に“死角”あり
第2話 銀行仲間のピンチ!切り抜ける方法を探れ
第3話 なぜ?高すぎる保険料
第4話 退職希望者続出のクリニックを救え
第5話 ダイイングメッセージ!?変更された保険金受取人
第6話 母が行方不明?隠された真相
エピローグ

概要

年金・相続・保険・不動産…次々と舞い込む難題に、駆け出しFP・梅田真一が持ち前の熱意と知識で挑む!
FPという職業の実務の現場と面白さを、現役の独立系FPが小説を通してリアルに描く。

引用元:「BOOK」データベース

感想

本書はFPが主人公となり、お金を軸としたさまざまな顧客からの悩み(事件簿)を解決していくストーリーになっています。

年金や健康保険、相続など、身近な事柄が取り上げられており、ストーリー自体の面白さに加えて、金融知識の向上にもつながるように仕立てられています。

各ストーリーのいずれもが著者のFPとしての相談事例に基づいたものであるため、それがより一層、面白さを引き立てているような気がしました。

また、各話の締めには「FPうめちゃんのつぶやき」として、年金受給資格期間や空き家の有効活用など、各話で取り上げた重要ポイントについての補足と同時に、振り返りができるようになっています。

この部分も要点がまとめて解説されており、非常に参考になりました。

各話のなかで、個人的には第5話の「ダイイングメッセージ」では、生命保険の受取りと相続手続きが親族内の人間関係を絡めて描かれており、面白いというか、そのタイトルのごとく、巧妙なストーリー展開だと感じました。

資産がありつつも親族関係がぎくしゃくしていると「相続」が「争族」になるとはよく言われますが、そのような「争族」について第5話では触れられています。

どこまでがノンフィクションかはわかりませんが、一般的にも参考になる点は多々あるのではないかと思います。

本書全体を読んでみて、FPの守備範囲の広さ、そしてそこから見出せるFPの可能性の高さを感じました。

国家資格ながら独占業務のないFP資格でも、活用方法次第では顧客に大きな価値を提供することができる。

そのように本書を通じて著者は証明できており、FP資格のすばらしさを再認識させられましたね。

併せて、曲がりになりにもFP資格(1級FP技能士)を持っている私ですが、活用できていないことに反省です…。

FP資格の活用は自分次第!
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