社労士関連の書籍として「稼げる社労士の集客術」を読んでみました。
サブタイトルには「「営業ゼロ」でも年商2000万」という強めのメッセージが謳われています。
ですが、著者は特定社労士の井寄先生ですので、安心して本書を購入しましたね(笑)
ちなみに本書の発行は2010年8月1日なので、今となればやや情報が古いかもしれません…。
今回はその感想をお伝えします。
ご参考にどうぞ!
概要
本書は特定社労士の井寄先生の実体験をベースに、いかに今のポジションを築き上げたかについて具体的に記載されています。
全体の構成としては、以下のとおりです。
第1章 あなたを「稼げる社労士」に変える「考え方」
第2章 3ステップでファンを育てる「情報発信力」
第3章 仕事も情報も手に入れる「人脈力」
第4章 お客様をつかんでは離さない「専門力」
第5章 社労士として生き抜くための「金勘定力」
第6章 「この人と仕事をしたい」と思わせる「人間力」
引用元:「稼げる社労士の集客術」 井寄奈美
「ホンマに成功している士業」の情報発信力、人脈力、お金力…。5つの力で「貧乏社労士」から抜け出そう。
引用元:「BOOK」データベース
本書のタイトル通り、「稼げる社労士の集客術」として井寄先生が取り組まれた施策等について説明されています。
その辺りは成功事例だけでなく、失敗事例にも触れられています。
また、各章とも私のような社労士業務に携わったことのない人でも理解できるように展開されています。
サブタイトルの「「営業ゼロ」でも年商2000万」については、その仕組み(考え)が文章の他、図として視覚的に分かりやすく解説されています。
感想
本書の発行は2010年8月1日とやや情報は古めですが、全体の内容としては参考になる点が多かったです。
井寄先生が社労士として苦労を重ねた結果、現在のポジションを築き上げたすごさを知ることができた他、井寄先生の社労士としての理念も知ることができ、勉強になりました。
なにより、社労士として事業展開していくことの大変さについても再認識させられましたね…。
本書には井寄先生の駆け出しの頃の1か月あたりの収支表も記載されていますので。
選ばれる社労士になるためにはどのような付加価値を提供できるのか、しっかりとその辺りを見定めると同時にそれを創出しないと今後、生き残ることは難しいと思いました。
そのため、社労士としてのインプットは当然のこと、それに付帯する部分のインプットにも磨きをかけないといけませんね。