私は2019年(第51回)に初めて、社労士試験を受けました。
約700時間超の勉強をして、試験に臨みましたが結果としては不合格でした。
選択式では足切りもなく、総合点も合格基準をクリアしていましたが、択一式にて足切り科目が発生したため、すぐに不合格が確定しました…。
2回目の受験に向けての勉強を開始する前に、私自身の勉強内容について、各資格学校がHP等で出されている合格体験記と照らし合わせながら、よくよく振り返って考えてみました。
その結果、落ちた理由は以下3点であったと考えています。
社労士試験合格に向けての参考にしてみてください!
過去問の取り組み不足
社労士試験の得点が伸びなかったのは過去問の取り組み不足が主因だと思いました。
いわゆるアウトプット不足です。
テキストはしっかりと読み込んで理解に努めたつもりでしたが、実際の問題を見ると、何が論点になっていてどこが間違いなのか、あるいは正しいのかを見極めることができませんでした。
この論点の見極めは過去問の取り組みで鍛えることができることが今となってみれば肌感覚で理解できているのですが、1回目の受験の際にはわからず、撃沈してしました。
一般常識対策不足
各種統計問題は毎年出題されますが、範囲が広く手薄になりがちです。
実際に私も上記のとおりとなり、一般常識関連の問題は見事に外れた解答になっていました。
この一般常識関連の部分は範囲が広すぎることもあり、資格学校が特別に制作されているテキストや対策問題に取り組むことが最短距離ですね。
テキストの読み込みに時間を費やし過ぎた
出題される問題は基礎の部分が7割だから、それを押さえれば合格できるといった形で受験指導されている資格学校が多いと思います。
確かにその通りだと思いますが、この基礎の部分はテキストの読み込みだけでは点数を確保できません。私がそうでした。
なぜならば、論点がわからないからです。
過去問の取り組みによって、論点が見えてきます。数多くの問題を解くことでこの辺が怪しいなと思えてきます。
私は出題される基礎の部分の点数を確保すべく、テキストの読み込みに注力しすぎたため、過去問の取り組み不足に陥ってしまいました。
インプット7割、アウトプット3割といった感じでしたね。
それは点数の伸び悩みに直結しています。
テキストは体系的に各制度等のベースを理解する上では間違いなく必要ですが、点数を確保するのであれば過去問が最重要だと思います。
是非、私の過ちをご参考にして、合格に向けて勉強に励んでください!