【社労士試験】2021年対策 実力アップ問題<労基⑬>

(2021年度)社労士試験対策

2021年度の社労士試験合格に向けて、私自身の受験勉強の実体験から重要だと思う部分を取り上げたオリジナルの問題(一部、過去問あり)・解説になります。

私自身の知識のブラッシュアップも意図しています。

勉強の一助になれば幸いです!

問題①

准救急隊員については、労働基準法第34条第3項の休憩時間の自由利用の適用が除外されている。

〇 or ✖ ?

問題②

時間外労働等に対する割増賃金を基本給や諸手当にあらかじめ含めて支払っている場合、その割増賃金に当たる部分の金額が、実際の時間外労働等の時間に応じた割増賃金の額を下回るときには、その差額を追加して所定の賃金支払日に支払わなければならない。

〇 or ✖ ?

問題③

使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の100分の「 A 」以上の手当を支払わなければならない。

解答・解説①

解答)

〇…労働基準法第34条の3項

解説)

准救急隊員は「休憩時間の自由利用の適用」が除外されています。

そのため、あらかじめ所轄労働基準監督署長の許可といったものは必要ありません。

併せて、労働基準法34条では以下のとおり、休憩時間が定められています。

  • 6時間を超え、8時間以下…少なくとも45分
  • 8時間を超える…少なくとも1時間

「超」という部分は狙われやすいので確実に押さえておきたいですね。

解答・解説②

解答)

〇…労働基準法第37条の1

解説)

本問は、「固定残業代(みなし残業代)」の内容になります。

固定残業代のパターンとしては以下2つあります。

定額手当制…時間外労働等に対して定額の手当を支給する制度
定額給制…基本給の中に割増賃金を組み込んで支給する制度

どちらの制度においても、使用者には、割増賃金分を明確に区別し(明確区分要件)、必要に応じて差額分の支払い義務があります。

本件での労使トラブルを避けるためには、明確区分要件を踏まえた上で就業規則などを作成しておくことが必要ですね。

解答・解説③

解答)

A…60

解説)

本問は「休業手当」の規定になります。

なお、「使用者の責めに帰すべき事由による休業」とは、使用者が休業になることを避けるため社会通念上の最善の努力をしたかどうかが判断の基準となります。

つまりは、不可抗力以外が該当することになり、具体的には以下のものが挙げられます。

  • 生産調整のための一時帰休
  • 親会社の経営難から、下請工場が資材、資金を獲得できず休業
  • 原材料の不足による休業
  • 監督官庁の勧告による操業停止
  • 違法な解雇による休業