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【社労士試験】2021年対策 実力アップ問題<労基⑥>

(2021年度)社労士試験対策

2021年度の社労士試験合格に向けて、私自身の受験勉強の実体験から重要だと思う部分を取り上げたオリジナルの問題(一部、過去問あり)・解説になります。

私自身の知識のブラッシュアップも意図しています。

勉強の一助になれば幸いです!

問題①

公職に就任することが会社業務の遂行を著しく阻害するおそれのある場合においては、公職の就任を使用者の承認にかからしめ、その承認を得ずして公職に就任した者を懲戒解雇に付する旨の就業規則の条項を適用して従業員を懲戒解雇に付することも許されるとするのが最高裁の判例である。

〇 or ✖ ?

問題②

労働基準法第7条は、労働者が労働時間中に、公民権を行使するために必要な時間を請求した場合には、使用者はこれを拒んではならないとし、また、当該時間を有給扱いとすることを求めている。

〇 or ✖ ?

問題③

使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他「 A 」としての権利を行使し、又は「 B 」を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。但し、権利の行使又は「 B 」の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。

解答・解説①

解答)

✖…労働基準法第7条

解説)

「十和田観光電鉄事件」の最高裁判例になります。

労働基準法第7条に違反して無効です。

「公職の就任を使用者の承認事項として、その承認を得ずして公職に就任した者を懲戒解雇に付する旨の就業規則は、労働基準法第7条に違反して無効。この場合、当該就業規則に基づく懲戒解雇について、普通解雇に付するは格別、懲戒解雇に付することは許されないとする。

と判決されています。

小難しい表現であり、さっと本問を読むとやや分かりにくいですが、冷静になって丁寧に読むと意外と簡単に理解できると思います。

解答・解説②

解答)

✖…労働基準法第7条

解説)

平成24年本試験の問4になります。

権利の行使又は公の職務の執行に要する時間について、有給とするか無給とするかは当事者間の取り決めによります

実務上、就業規則にて漏れなく規定しておきたいですね。

解答・解説③

解答)

A…公民

B…公の職務

解説)

労働基準法第7条の公民権行使の保障になります。

公民」とは、国家又は公共団体の公務に参加する資格のある国民のことを指します。

公民としての権利」とは、公民に認められる国家又は公共団体の公務に参加する権利のことを指します。

また、注意点として「拒んではならない」とは、「拒む」といった行為自体を禁止しているため、使用者が拒んだだけで本条違反になります。

補足として、拒んだ結果、労働者が権利の行使又は公の職務の執行をすることができなかったかどうかまでは問われません。