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【社労士】ストレスチェック

社労士

先日、職場にてストレスチェックを受けました。

WEB形式ということもあり、5分程度で回答が完了しました。

何も考えずに、適当にベストな回答をしただけですので(笑)

私に限らず、常時50人以上の労働者を使用する場合は、実施することが義務化されているので、ストレスチェックを受けられている方はそれなりに多いのではないかと思います。

社労士試験の労働安全衛生法における頻出問題でもあるため、重要なポイントを整理してまとめてみました。

ご参考までにどうぞ!

ストレスチェックとは?

ストレスに関する質問に労働者が回答し、それを集計・分析することで、自分のストレス状態を把握することです。

選択回答式で非常にシンプルな検査になっています。

ストレスチェックの概要

労働者数50人以上の事業場は実施が義務規定となっています。

→「事業者は、労働者に対し、心理的な負担の程度を把握するための検査(ストレスチェック)を行わなければならない。」

一方、常時50人未満の労働者を使用する事業場は実施が努力規定となっています。

→「事業者は、労働者に対し、心理的な負担の程度を把握するための検査を行うよう努めなければならない。」

ちなみに、常時使用する労働者とは以下の要件に該当する者です。

  • 期間の定めのない労働契約により使用される者(期間の定めのある労働契約により使用される者であって、当該契約の契約期間が1年以上である者並びに契約更新により1年以上使用されることが予定されている者及び1年以上引き続き使用されている者を含む。)であること。
  • その者の1週間の労働時間数が当該事業場において同種の業務に従事する通常の労働者の1週間の所定労働時間数の4分の3以上であること。

なお、ストレスチェックの実施頻度は1年以内ごとに1回になります。

労働者のメリット

・自らのストレス状態を把握することができる。

・ストレスケアのきっかけになる。

・高ストレスの場合、面接指導により、就業上の措置(働き方等の改善)につながる。

・職場改善に結びつく。

事業のメリット

・メンタルヘルス不調になることを未然に防止できる。

・職場改善に結びつく(労働生産性の向上等)。

ストレスチェックの実施体制

◆実施者

「医師、保健師、一定の研修であって厚生労働大臣が定めるものを修了した歯科医師、看護師、精神保健福祉士又は公認心理師」

注意点として、検査を受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、検査の実施事務に従事することはできません。

また、ストレスチェックの実施を外部機関に委託する場合には、産業医等が共同実施者として関与することが望ましいとされています。

◆面接指導

ストレスチェックの結果、面接指導の対象者となった場合、概ね1か月以内にヒアリングが行われます。

また、面接指導の結果は、5年間の保存になります。

なお、様式は任意です。

ストレスチェック実施時の注意点

◆個人情報(プライバシー)の保護

労働安全衛生法第104条に以下のとおり規定されています。

「事業者は、労働安全衛生法又はこれに基づく命令の規定による措置の実施に関し、労働者の心身の状態に関する情報を収集し、保管し、又は使用するに当たっては、労働者の健康の確保に必要な範囲内で労働者の心身の状態に関する情報を収集し、並びに当該収集の目的の範囲内でこれを保管し、及び使用しなければならない。ただし、本人の同意がある場合その他正当な事由がある場合は、この限りでない。」

個人情報なので、管理は徹底しなければならないという当然のことが規定されていますね。

◆不利益取扱いの防止

事業者が以下の行為を行うことは禁止されています。

  • 労働者に対しての不利益な取扱い
  • 面接指導の結果を理由として、解雇、雇い止め、退職勧奨、不当な動機・目的による配置転換・職位の変更を行うこと

なお、労働安全衛生法に「事業者は、労働者が面接指導を受ける申出をしたことを理由として、当該労働者に対し、不利益な取扱いをしてはならない。」と規定されています。

ストレスチェックを受けての所感

冒頭にて適当に回答した旨記載のとおり、個人的にはあまり意味がないような気がしている制度ですね…(特にサラリーマン)。

適当にではなく、リアルな回答をすると、ストレスチェックの結果はそれなりに悪い方に傾く方が多いのではないでしょうか(笑)

私は教育機関に勤めていますが、実態はサラリーマンですので、ストレスチェックが悪い結果となれば配置転換や昇給が遅れる等、給料の面において、結果として不利益になるのは明らかです。

公には不利益な取扱いを禁止していますが、どこまで影響があるのかは未知数ですね。

ストレスチェックの本音と建前は慎重に!