年度が変わり、4月になりました。
昨年の4月はコロナ禍により、在宅勤務が始まったりとバタバタしていた記憶があります。
そのような環境にも影響されずに勉強を継続することは大変です…。
ちなみに、私が社労士試験を受験した年である2020年4月単月の勉強時間は「74時間」でした。
今回は2019年と2020年の4月に私がどのような勉強をしていたかについてお伝えします。
ご参考にどうぞ!
◆直近1年間単月の勉強時間の推移は以下のとおりです。

1回目受験時(2019年)の4月
メイン教材であるフォーサイトのテキストと「社労士V」シリーズを並行活用して勉強していました。
この4月の時点で一通り、試験科目をカバーできました。
ですが、復習が手薄になっていた健康保険法や労働安全衛生法あたりは、確認テストなどでボロボロの結果が出ていた時期になります…。
忘却スピードを改めて認識することができたと同時に、復習の大切さが身に染みて理解できた次第です。
その結果として、テキストの読み込みといった振り出しからの勉強に戻ることにしました。
過去問演習はそっちのけの状態でしたね。
それが不合格につながってしまった大きな要因となりましたが。
なお、勉強時間については70~80時間程度であったと思います。

2回目受験時(2020年)の4月
勉強に使用した教材は以下のとおりです。
- みんなが欲しかった!社労士シリーズ(教科書・問題集)
- 月刊 社労士 4月号
- 社労士V 4月号
- 合格するための過去10年本試験問題集
- みんなが欲しかった!社労士 ツボシリーズ
- 大原トレ問2020
4月を通して改めて全科目をカバーし、「みんなが欲しかった!社労士シリーズ(教科書・問題集)」はほぼほぼ完璧に仕上げました。
併せて、「月刊 社労士」、そして「社労士V」シリーズも4月号までの冊子を複数回繰り返すことで十分なインプット量を確保していました。
また、労災保険法や健康保険法などを横断的に整理して、理解していくような勉強も意識的に行っていましたね。
私自身の実体験からも、社労士試験に合格するためには、科目単位で勉強するだけではなく科目横断的な勉強はマストだと思います。
十分なインプット量、そして科目横断的な勉強をしたことが、過去問演習にもスムーズに取り組むことができた一因になったのではないかと思います。
引続き4月もインプットだけでなく、アウトプット(過去問演習)も抜かりなく徹底していました。
そして、スキマ時間には「大原トレ問2020」にも取り組んでいました。
スキマ時間の勉強は侮れないため、「大原トレ問2020」はオススメです。


まとめ
4月が終われば、すぐにGWに入ります。
科目によって濃淡はあって当然ですが、理想としては4月中に全科目がカバーできるスケジュールをオススメします。
5月からは模試が始まりますので。
その一方で、資格学校によっては、5月前後から直前期と題したさまざまな対策講座を開講し始めていますので、そのペースだと焦る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分は遅れているのではないかと。
そのため、直前期と題した対策講座については、人によっては煽りに近いと感じるかもしれません…。
ですが、焦らず、気にしなくても問題ありません。
実質的な直前期は得点率(偏差値)が急上昇するための弾みをつける7月からだと思いますので。
そもそも、個人的にはこの5月前後が直前期かどうかは微妙な気がしています。
直前期という割には、本試験までおよそ3か月超もあるためです。
大事なことは、周りに振り回されることによって精神的な疲労やノイズを受けないように気をつけつつ、実質的な直前期に入る7月まで焦らずコツコツと一定のペースで勉強量を積み上げることだと思います。
とにかく日々の継続的な勉強がカギです。
それを正しいやり方で愚直にこなすことが、直前期に入ってからの最後の追い込みによる得点率(偏差値)の急上昇につながるはずです。
矛盾していますが、感覚論として要所要所で「ゆっくり急ぐこと」が大事になると思います。