社労士試験の勉強は順調でしょうか?
2021年の本試験は8月22日(日)に実施される見込みであるため、残り半年を切っています。
あっという間にここまできたという感じだと思います。
今回は本試験まで残り半年を切ったこのタイミングにおける、今後の受験勉強に向けたアドバイスをお伝えします。
なお、以下は私自身の経験に基づいたものになりますので、ひとつのご参考程度になれば幸いです。
6月の全国模試に照準を合わせた勉強をする
多くの予備校にて、6月をメドに全国模試が実施されます。
受験生の大多数がいずれかの資格学校の模試を受験すると思います。
昨年度はコロナ禍の影響を受け、私を含めて自宅受験となった方が多かったですが、今年は各資格学校の会場にて受験できるのではないでしょうか。
その模試を受験するにあたっては、全科目を横断的に勉強しておくことが望ましいです。
つまり、手をつけていない科目がないということです。
それがここで指す「全国模試に照準を合わせた勉強」ということになります。
試験範囲が広いため、結構大変ですが。
そう考える理由は以下のとおりです。
全科目を横断的に勉強していないといった勉強不足の状態で模試を受験すると、問われている用語の意味や論点がそもそも分からないといった状況に陥りがちであり、集中して問題を解くことができません。
その結果、点数が合格ラインを上回ることは当然あり得なく、勉強のモチベーションが低下する一要因になる可能性があります。
合格はかなり厳しいのではないかと。
ちなみに、これは私自身の経験に基づくものです。
あくまでも模試なので、結果に一喜一憂することは好ましくないと頭では分かっていても、他の受験生と比較できるため、やはり結果は気になってしまうものです。
模試として結果は割り切って考えるものだとしても、私と同じ轍を踏まないように、模試をひとつのメルクマークとして受験勉強の進捗を図ることをオススメします。
6月の模試の時期までには、全科目を横断的に勉強しておくと。
また、せっかくお金と時間を使って、模試を受験するのであれば、最大の効果が得られるように可能な限り準備しておいた方がよいと思います。
模試でも本試験でも納得のいく点数を取りましょう。
時間はまだありますので。
勉強のペースを上げる
現時点でも勉強のペースを高い状態で維持している方であればそのまま本試験まで突っ走ってほしいと思います。
ですが、どちらかといえばそれは少数派だと思います。
大半の方が勉強は継続しているものの、まだ余力のある状態で勉強しているのではないかと思います。
本試験まで時間があると考えて。
私は2月までは後者の方でしたね(笑)
ですが、本試験まで半年を切った3月に入ってからは、勉強のペースを上げていきました。
量と質の2つとも兼ね備えた形で。
冒頭での繰り返しになりますが、半年は本当にあっという間です。
特に社会人として普段仕事をしながらの勉強だと、より一層そのように感じると思います。
本試験まで半年といった一つの区切りを軸に、まだ余力のある状態で勉強している方は、マインドセットして勉強のペースを上げていくことをオススメします。
まとめ
社労士試験における受験生の大半は社会人です。
つまり、多少の程度の差はあったとしても、普段仕事や家事をこなしながらも受験勉強している方が大半を占めています。
私自身も社会人受験生であったため、日々の継続的な勉強の大変さは身に染みて分かっています。
社会人受験生のように時間が限られている状況において、いろいろな時間を削って、自分自身を勉強に仕向けるようにモチベートできるかどうかは、社労士試験合格に対する目的・目標意識の強さだと思います。
精神論はあまり好きではないですが、ここでは大事なことですね。
本試験まで残り半年を切った今、社労士試験合格に対する目的・目標意識について振り返り、その強さを再認識すると同時に、最後まであきらめずに努力して、後悔のないよう本試験を迎えてほしいと思います。
合格の喜びは努力に比例します。
陰ながら応援しています!